リール倉庫導入による現場改善
2021.11.19
みなさま、こんにちは。 京都の基板実装会社、双和電機と申します。 今回、現場の新しい取り組みとして 「リール部品自動収納供給システム」を導入しましたので 少し紹介させてください。 ---------------------------------------------------- メーカー :JUKI 型式 :ISM3600 最大収納数:3,600リール/機(×2機導入しました。) 概要 :・湿度コントロール機能つき ・インテリジェントストレージ管理システム https://www.juki.co.jp/smt/products/ism3600/ ---------------------------------------------------- チップCRなど小径リール部品用の自動倉庫なのですが、 この装置の良いところは「外部システムとの連携が可能」という点で とてもインテリジェンスです。 双和電機では、工程に投入するオーダー毎に必要なリール部品を 自動出庫するシステムを自社開発しました。 また入庫時には自作のリールカウンタアプリで数量を計測してから入庫するようにしています。 これにより製造現場では下記のメリットが出ています。 ・自動出庫中は別の作業ができる! ・先入れ先出しの管理が容易! ・入庫時に都度棚卸をするので、期末の棚卸作業が不要! ・保管場所の把握など経験不要なので誰でも即戦力! 運用スタート後も現場から色々な意見が出ており、アプリのバージョンアップなど 改善活動に忙しい毎日です。 次はチップ電解コンデンサなどの大径リール用の倉庫を導入したい、、、 という話も出ているので、色々頑張らないといけません。 見た目のインパクトもあるカッコイイ装置なので、工場見学の際には是非一度ご覧ください。